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拡大する3D市場 今年620万台 14年までに年平均91%増で拡大

◆3Dに対応したテレビ、パソコンの市場規模の拡大が期待されている。調査会社のディスプレイバンク社の予想によれば2010年の3Dテレビ市場は620万台、2014年まで年平均91%増で拡大するとしているし、4月に3Dテレビを発売しているパナソニックは、すでに初年度の販売目標を倍に引き上げている。シャープも2012年には1000万台を超える市場規模になると見る。今夏、市場参入する三菱電機は液晶テレビの2割は3D対応機種で占められるものとする。一方パソコンは、今年夏モデルから3D対応機種が発売されている。4月、台湾のアスースが3D対応のノートパソコンを日本国内で発売しており、すでに目標の3倍以上を出荷していると言われており、出足は好調のようである。ゲーム需要が3Dパソコンを支えていくものと見られている。


3D TV市場の展望(台数ベース、2010年以降は予測).jpg




 3Dの普及はコンテンツ次第だとも言われる。映画、ゲームなど3D対応コンテンツがたくさん揃っている米国においては、いち早く3Dテレビは普及しているということからも、それは明らかなようだ。
 それに呼応するかのように、日本では今月8日、世界初とも言われるプロ野球公式戦を3Dライブ中継される。

 パナソニックが2010年7月1日に発表した内容によると、NTTぷらら(東京都豊島区、板東浩二社長)、阪神タイガース(兵庫県西宮市、南信男社長)、毎日放送(MBS、大阪市、河内一友社長)ととに、7月8日、阪神甲子園球場で開催される「阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズ」戦を世界初のプロ野球の3Dライブ中継するというものだ。

 パナソニックの3Dカメラレコーダーで撮影する3D映像と、地上波放送用の2D映像を3Dに変換した映像を独自にスイッチングして構成する。

 実況は、阪神タイガースが制作する「タイガースアイ」のスポーツアナウンサーが、3D映像の楽しみ方を交えながら3D独自の中継を行うという。

 3Dこれによって、に適した演出によるベンチサイドで見ているような臨場感のある映像表現と、新しいスポーツの見方を提案いたします。
 NTTぷららが提供する映像配信サービス「ひかりTV」のテレビサービス「ひかりTV STYLE1 ハイビジョン」で、同日18時試合開始から終了まで、完全ライブ中継される予定だ。

2010年の3D TV市場は620万台


 こうしたコンテンツの拡充が3Dテレビを普及させることになる。

 ところでそうしたコンテンツに支えられてテレビ市場は、3D化がどのように進むのだろうか。調査会社ディスプレイバンク社(Displaybank)がまとめたレポート「3D TV産業の動向と市場展望」によると、2010年の3Dテレビ市場規模は620万台、12年は3300万台で、14年には全テレビ市場の31%に当たる8300万台に達するとしている。

 10年の3Dテレビ市場は、全テレビ市場の3%に当たる620万台で、このうち3D LCDテレビが約500万台、PDPテレビが約120万台とみられている。

 また、10年には3D・LCDテレビ市場は約510万台になり、全3Dテレビ市場の81%を占め、主に40インチ以上のフルハイビジョンやハイエンドモデルに3Dテレビの採用が進んでいくものとみられている。
 3D・LCDテレビ市場は14年には約7000万台まで拡大し、全LCDテレビ市場の28%を占めるといわれている。

 3D・PDPテレビ市場は10年、全PDPテレビ市場の8%とわずかだが、14年にはPDPテレビメーカーが大半のモデルに3D機能を標準搭載するようになるといい、3D対応モデルは全PDPテレビ市場の99%に達すると予想されている。

 そうした市場の拡大を裏付けるかのように、今年2月にみずほ情報総研が実施した3Dテレビに関するアンケート調査では、3Dテレビに対する購入意向については「発売されれば、すぐにでも購入したい」「買い替えなどのタイミングに関係なく、条件さえ整えば購入したい」と回答した人がそれぞれ0・7%、4・8%で、これらを合わせた買い替えなどに関係なく3Dテレビの購入を期待できる購入意向者は5・5%だった。

 「買い替えなどのタイミングであれば、条件次第で購入したい」というテレビの買い替え時などに3Dテレビの購入を期待できる購入意向者は37・2%であった。

 購入したいテレビのサイズが大きい人ほど、買い替えなどを伴う3Dテレビの購入意向者の割合が高かいのも特徴だったという。

 また、今後購入したいテレビのサイズが40―49型の人では3Dテレビの購入意向者が5割を超え、50型以上では7割を占めている。

各社相次いで3Dテレビを発売


 今年から急拡大していく3Dテレビ市場は、サムスン、LG電子、ソニー、パナソニックが10年に発売する3Dテレビのモデル数は予定を含み計40以上になるという。しかも目標販売台数は計690万台だという。

 主にハイエンドモデルを中心ながらも、こうしたテレビメーカーの積極的な販売によって市場は大きく成長するだろうと見られている。

 そのパナソニックは、消費者からの3Dテレビへの反響が予想以上に大きいとして、3D対応のプラズマテレビの10年度の国内販売目標を、当初の25万台から50万台に引き上げている。3月に先行発売した米国市場でも好調で、世界市場の販売目標も当初の100万台から引き上げる見通しだという。

 一方、シャープは、アクティブシャッターメガネ方式の最新3D液晶ディスプレイを7月から発売する。これの発表の会場でシャープの松本雅史代表取締役兼副社長執行役員は、「3D対応テレビの市場は12年には1000万台を超える市場規模になる」と予測していることを明らかにした。

 三菱電機は、今年夏にレーザーテレビを国内発売し、続けて秋口には3D対応の液晶テレビも国内投入する。

 一方、海外では、韓国のサムスン電子の国内市場での3Dテレビ販売は、先週末に2万台を突破した。世界市場では、5月中旬までに約27万台を売り上げたという。

 このままだと上半期だけで60万台以上の販売も可能と見ているという。
 同社はテレビの世界市場で9割以上のシェアを占めており、その強さを今年は3Dテレビで再現させるのだろうか。

 LG電子は、5月末までに5000台前後の3Dテレビを国内市場で販売したという。近く欧米でも多様なプレミアム製品を売り出し、本格的に3D市場に乗り出す構えだ。

 また技術面では、 14年には無メガネ方式の3Dテレビも製品化される見通しと言われている。
 3Dテレビを視聴するためには専用の3Dメガネが欠かせない。みずほ情報総研が2月に、3Dテレビに関するアンケート調査を実施しているが、3Dテレビの購入意向者のうち、3Dメガネに対しての考えを聞いている。

 メガネの価格では、5000円以上を許容できるのは、テレビの50型以上でも24・6%、49型以下では2割に満たなかったという。
 3000円までに抑えたとしても、32型以上で許容できると回答した人は4割前後にとどまっていた。
 3Dテレビの普及には、3Dメガネの一層の低価格化を進めるとともに、3Dメガネが不要な技術開発が必要になる。

パソコンも3D化に


 2010年は、テレビ以外の機器でも、3D対応が急速に進みそうだ。
 ゲーム分野では、任天堂がニンテンドーDSの後継機、3D対応の「ニンテンドー3DS」を11年3月期に発売するという。

 さらにパソコンでも3D化が見込まれる。
 パソコンの今年夏の新モデルでは東芝、NEC、富士通の大手3社が3D映像に対応する機種を相次いで発売する。

 富士通が6月17日に発売したデスクトップパソコン「エスプリモFH550 3AM」は、市販のブルーレイディスクの3D作品を再生する機能を持ち、付属の眼鏡をかけると立体的な映像を鑑賞できる。本体に付いているウェブカメラで3D映像を撮影し、自作できるとい点は他社と差別化した機能だ。想定価格は20万円。

 3Dパソコンへ再参入を果たしたNECは、デスクトップパソコン「バリュースターNVN790 BS」を6月24日に発売した。想定価格は22万円。
 3D対応のブルーレイディスク再生機能に加え、通常の映像を3Dに変換するソフトも搭載している。

 東芝は7月下旬に発売する。3D対応のノートパソコン「ダイナブックTX 98MBL」で、想定価格は25万円。3D対応のブルーレイディスク再生機能のほか、3D映像によるゲームも楽しめる。

 すでに4月から日本国内で3D対応のノートパソコンを発売している台湾のアスースは、出荷台数が目標の3倍以上と好調のようだ。





タグ:3D
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